「よっかめ」
くもの なかは こおりの つぶが ぶつかりあって けんかして
おこって いなびかりが おっこちる。
鳥と バッタは いった。
「この こおりは おいしそう。」
「100パーセント しぜんの こおりだ。」
「この こおりで かきごおりを つくりましょう。」
「かきごおり とは おまつりの ようで いいですね。」
「おまつりです。」
鳥と バッタは ふくろから ”つうのもと” という おつゆゆを だした。
「”つうのもと” を かければ なんでも つうに なる。」
「つうに なる。 なんでも。」
ふたりが こおりを とると くもの なかの バランスが くずれ
かたちを とっていられなくなった。
「やはり ”つうのもと”は おいしい。」
「”つうのもと”は おいしい。」
「おかわりだ。」
「おかわりだ。」
くもは かたちがを たもてなくなり いっきに くずれ
じめんに たたきつけられた。
くもは しんでしまった。
「おかわり。。。。?」
「くもは ない??」
「ないんだ。 まあいい。」
「そうだ いい。 ほかの くもを たべよう。」
「そうだ そうだ。 くもは たっぷり あるぞ。」